キャラクター
Organa Bail
ベイル・オーガナ元老院議員はオルデランの総督で、第一議長を務めていた。オルデラン王室の長でもある彼は、クローン大戦で活躍し、名を上げた。政界の実力者であり、パルパティーン最高議長にも意見する 忠誠心の厚い総督だった。
オーガナは分離主義者による謀反の動きの中で、忠誠派議員団の一人として共和国の存続を危惧していた。こういった銀河を戦争の危機に曝すような動きが続くようであれば、思い切った対策が必要になると感じ、元老院に新たな戦力であるカミーノのクローン軍を導入すべきだと思っていた。しかしそれが政策的に困難だとも分かっていた。結局この緊急事態から共和国を守るため、パルパティーンに軍隊の緊急発動権が与えられることになった。オーガナはこれを推薦してはいなかったが、決定には賛成し、静観する立場をとった。
クローン大戦中、オーガナは将軍オビ=ワン・ケノービと友好を深め、壮絶な戦いの中、自分に忠実に仕えてくれたジェダイ騎士に尊敬の念を抱く。ケノービの弟子であるアナキン・スカイウォーカーが、ダークサイドに寝返った時、ケノービはアナキンの恋人パドメ・アミダラをオーガナに託し、匿ってもらった。アミダラは自分の双子の子の片割れをオルデランの宮殿内に隠す。後にこの子は王家の養女となり、レイア・オーガナと名のるようになった。
レイアは父ベイルの後を継ぎ、政治の世界へ足を踏み入れる。そして最年少の帝国元老院議員となった。同時にレイアは同盟軍を支持、外交官という特権を利用して密かに反乱軍に補給品や情報を運んでいた。そしてオーガナ親子は帝国の強大な兵器、デス・スターの技術的な機密情報を発見したのだ。
ベイルは、オビ=ワン・ケノービを探し出し、デス・スターの脅威に立ち向かう同盟軍に入って援護するよう説得することをレイアに命じた。レイアは任務を遂行できなかったが、結果としてルーク・スカイウォーカーがその任務を引き継ぐことになった。ベイル・オーガナはオルデランがデス・スターによって破壊された時にその惑星と共に命を落とした。
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