場所
Yoda’s Hut
沼地の星ダゴバの、沼とねじくれた恐ろしげな木のそばに、簡素な泥の小屋がある。ここに、銀河における最後の老ジェダイ・マスターが住んでいた。尖塔がそびえたつジェダイ・テンプルとはかけはなれた小屋だが、銀河を滅ぼした政乱の間にジェダイたちが殺されていったことを思えば、この簡素さも納得がいく。
小屋の中で、ヨーダは質素な暮らしを送っていた。テクノロジーの産物は持たず、そのかわりにダゴバの自然から必要なものを得る。火を焚いて料理し、身の回りのものを材料にして、根草のシチューなどの食事を用意していた。
小屋の近くには、フォースのダークサイドの力に満ちた、ねじれた木がはえている。これは悪の巣であるが、どのような経緯でこれが生じたのかは定かではない。ねじまがった木の根の下には、不思議な洞窟がある。ヨーダの訓練の一環として、ルーク・スカイウォーカーがこの洞窟に入ったとき、彼は身も凍るほどの超現実的な幻影を見た。
じめじめした洞窟の中で、ルークの前にダース・ベイダーの幻影が現れ、ライトセイバーをふりかざした。ふたりが対戦する動きはゆっくりで、まるで夢の中のようだ。スカイウォーカーはその黒い影の首を切り落とすことに成功した。切り落とされた首が足元に落ちたとき、その顔の覆いが突然爆発した。そこにルークが見たのは、自分自身の顔だった。ルークの未来を示すかもしれないこの恐ろしい光景は、ダゴバでの訓練でルークが経験した失敗のひとつだ。
© 2005 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved. 利用規約 | プライバシー・ポリシー | starwars.com