Latest update 2005.6.17 / starwars.com update 2005.5.18
ついに、伝説が完結する。そして、その伝説のすべての謎が明かされる時がきた。
勇敢なアナキン・スカイウォーカー、フォースのバランスを取り戻し、銀河にあまねく平和をもたらす唯一の人間、“選ばれし者”と予言された彼が、銀河皇帝の右腕、恐怖の権化のごときダース・ベイダーに成り果てたのは、なぜか?また、なぜ黒ずくめの甲冑に身を包むようになったのか?
アナキンの師、オビ=ワン・ケノービや、ジェダイ・マスターのヨーダが、伝説的なジェダイの壊滅をどうやって生き延びたのか?そして、生き残ったジェダイの2人が、ひどい環境の辺境の惑星で隠遁生活をおくるようになったのは、なぜか?
うわべは情け深く思慮深い銀河共和国最高議長のパルパティーンが、恐るべき独裁者の銀河皇帝にどうしてなれたのか?
アナキンの子供たち−将来、帝国を滅ぼす反乱軍を率いる運命のルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナがどうやって生まれ、なぜ引き離されたのか?
「バラバラだったパズルのピースが、すべてぴったりとはまり、すべての関係がつながる、最後のエピソードが語られるのだ」と1977年の『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』で始まったサーガを完結させたジョージ・ルーカスは約束する。
その最終章、『エピソード3 シスの復讐』は、全銀河を揺るがすクローン戦争も最後の大詰めが近づき、その戦火が、崩壊しつつある共和国の中心であり、ジェダイ騎士団の本部のある都市惑星コルサントの上空にも及んできたところから開幕する。この戦乱の最中、パルパティーン最高議長が、分離主義者同盟のドロイドを率いる極悪なグリーバス将軍によって人質にされてしまう。オビ=ワンとアナキンは、パルパティーンを解放し、グリーバスを倒すという困難が立ち向かう、命がけの救出任務を引き受ける。その大胆不敵な使命も、全『スター・ウォーズ』シリーズ中、最もアクションを満載した『エピソード3』に詰め込まれた、熾烈をきわめる互角の激戦やジェダイの戦闘の端緒にしかすぎない。
このオープニングの戦闘を契機に、一連の出来事が展開してゆき、ジェダイの騎士でありながら、美しい元老院議員パドメ・アミダラと密かに結婚をし、二重生活を送っているという、人生を狂わしかねない秘密を抱えたアナキンに、ついに決定的瞬間が訪れる。パドメを失うことを恐れるアナキンの恐怖心を食い物にしながら、パルパティーンは、フォースのもう一方の側−禁断とされているが、想像もしえないパワーを確実に授けてくれるダークサイドについて、アナキンに明かす。
そして、アナキンの内面の葛藤を悟ったオビ=ワンだったが、とうとう、火山惑星ムスタファーで、将来を約束されていたアナキンと、ライトセーバーを手に、一騎打ちの決闘をせざるを得なくなる・・・。
『スター・ウォーズ サーガ』の中でも最もダークで、最大の悲劇が待ち受ける『エピソード3 シスの復讐』はまた、すべての謎が解かれることで、『新たなる希望』『帝国の逆襲』『ジェダイの帰還』のクラシック3部作で語られた物語に対する見方が、一変するエピソードでもある。
前作に続き、アナキン役には『ニュースの天才』の演技でも注目の新星ヘイデン・クリステンセン、オビ=ワン役には主演作が目白押しの人気スターのユアン・マクレガー、パドメ役には『クローサー』でゴールデン・グローブ賞を受賞した若手実力派女優トップのナタリー・ポートマン、ジェダイ騎士のメイス・ウインドゥ役に『Mr.インクレディブル』で声優としても活躍のサミュエル・L.ジャクソン、ドゥークー伯爵役に超ベテランのクリストファー・リーが扮するほか、パルパティーン役にイアン・マクダーミド、ヨーダにフランク・オズ、R2-D2にケニー・ベイカー、C3POにアンソニー・ダニエルズとお馴染みの顔が並ぶなか、チュ−バッカ役で久々にピーター・メイヒューが帰ってくる。なお、新たな敵キャラで登場するグリーバス将軍は、ILMによるCGのデジタル・キャラクターである。
監督・脚本はいうまでもなくジョージ・ルーカス、製作がリック・マッカラム、撮影がデイビッド・タッタソール、編集/サウンド・デザイナーがベン・バート、プロダクション・デザインがギャビン・ボケット、衣裳デザインがトリシャ・ビガーと新三部作のスタッフが集結。音楽は名匠ジョン・ウィリアムズ。VFXスーパーバイザーにはILMのジョン・ノールに、ロジャー・ガイエットが新参加し、アニメーション監督のロブ・コールマンと共に2200を越すカットに映画史上最大のデジタル処理をほどこしている。
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